4月 月例コンテスト
出席者   64名 出品株数 小型株 52株、大型株112株
出品人員 45名 人気投票 300票(50名)



★ 小型株
第1位(38票) Leptotes bicolor 田口一郎
第2位(12票) Den. aggregatum 上野幹雄
第3位(10票) Sphyrorhynchus schliebenii 上野幹雄
第4位(9票) L. sincorana var. coerulea 佐藤 攻
第5位(12票) C. skinneri var. coerulescens ‘Orchidglade’ 酒井静江

4月例会小型株第1位受賞者コーナー

Leptotes bicolor 
 展示するや否や近くで「1位で栽培賞だ・・」とおっしゃった女性の優れた洞察力には敬服しております。まさかと思っていましたので、お名前もお顔も確認せず、申し訳なく思っております。

この株は平成8年のブラジルの蘭会議を江野村さんと酒井さんのご指導で見学した家内が持ち帰ったものです。2年後の例会に崩れて小さくなったヘゴ棒に花を放任乱舞させていましたところ、解説の上野さんに「直ぐ植え替えせねば可哀想な結果を迎えますよ」と忠告を受けて、早速植え替えて昇天を免れました。当時ヘゴの植え替えの知識も経験も無い人間が一生懸命に考えた方法は、ヘゴに付着したままの株を厚みのあるヘゴの中央部に溝を彫って、はめ込むことでした。
当初は新天地の移行を嫌がっていましたが、一昨年より原因不明の急展開となりました。ご質問の多かった施肥の点ですが、ありし日のF先生に教えていただいたことが、主たる基本となっています。その要点は @良質の肥料であっても長期の連用はしない。Aアミノ酸、ビタミン、微量要素を含む肥料も使用する。B植床の老化の応急対応は動物質の肥料を多めに施す。 以上です。
 この株に対しては、希釈液を2頭式のツリースプレーを使用して、葉の上から散布しております。「もっと大きく拡張してごらん。できますよ」との田中(正)さんの激励にはプレッシャーを覚えますが、努力目標とします。
ご指導下さいました皆様、投票して下さった皆様、本当に嬉しいです。家内もことのほか喜んでいます。どうも有り難うございました。
田口一郎




★大型株
第1位(26票) Phrag. caudatum 田口 清
第2位(18票) C. skinneri var. alba ‘Aleimii’ 斉藤 保
第3位(9票) Symphyglossum sanguineum 香川義熙
第3位(9票) Cal. Kozu 中村好一
第5位(8票) Dimorphorchis rosii 小林 晃
GC開花コーナー賞 C. walkeriana v. semi-alba × C. nobilior v. amaliae 松澤正二
栽 培 賞 Leptotes bicolor 田口一郎
栽 培 賞 Phrag. caudatum 田口 清
良個体賞 Den. aggregatum 上野幹雄
フレグランス賞 Cym. nishiuchianum 中村好一


4月例会大型株第1位受賞者コーナー

Phrag.  caudatum
 今回皆様方の人気投票にて、一位に選んでいただきまして有難うございました。
 この株は13年前頃白石洋蘭園にて購入、8年前に流山から勝浦に越して来ましたが、この別荘地は温室禁止のため、現在温室はありません。そのため5月2日から10月下旬までは屋外栽培、11月からは屋内のレースのカーテン越にて栽培しています。
 現在鉢数が少ないため、なんとか間に合っています。海が近く日差しが強いため、遮光は60%ぐらいで栽培しています。
Phrag.属はわりと栽培しやすく、株分け植え替えも楽です。小株でも花付がいい、ただし初期の花付は2輪程度ですが、古株になると4~5輪付けます。現在コンポストは水苔で3~4年で植え替えております。今年はコンポストを変えて株の状態を見て栽培をしてみたいと思っています。 。
田口 清
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