第47回洋蘭展(於:銀座松坂屋)は2006.1.11.〜1.17を以って盛大裡に無事終了しました。
今年のメインテーマは、「秘められた美・パフィオペディラムとその仲間たち」です。もう一つ大きな企画がありました。ミャンマーを中心に東南アジアの野生蘭の研究をしている田中良高氏撮影の「ミャンマーの野生蘭」写真の特別展示。大きなパネルに焼き付けられた自生地の写真は、メインテーマのパフィオペディラムの自生状態を圧倒的な迫力で見せていて、会場では田中氏自ら現地の状況を説明していました。


蘭展テーマー「秘められた美・パフィオペディラムとその仲間たち」の解説パネル


田中良高氏の「ミャンマーの野生蘭」会場入口パネル

開場直前の最終点検


大場良一氏の場内解説
江尻光一氏の場内解説
 恒例のラン業界の指導的活躍をされていらっしゃる先生方を講師に迎え、「もの知りセミナー」と題して、展示花の解説、ランの栽培教室を開いて頂いた。


会場中央部でランのご歓談
ミャンマーの野生蘭を田中氏にご質問
 初日11日には高円宮妃殿下のご来臨をいただき、妃殿下のご出品花や、会場の展示花にお顔を近づけてご覧になられ、妃殿下の花々を愛でられるお姿が拝察できた。

洋蘭即売場も満員の盛況

クールタイプのランが間近に

会員自慢のランの写真展も
開場前夜の出品花の審査
初日の早朝にフレグランス審査
 毎年の洋蘭展を楽しみにして、会員は夏のラン生育期に株作りに精出し、秋から年末には開花タイミングに一喜一憂しながら、新年早々の蘭展に出品しております。厳寒の季節にそれぞれ交通事情を克服して、会場まで花を持ち込み、前日からの会場展示設定を協力し合い、1週間の会期が終わるまでなぜか何度も会場まで足を運ぶ、また花の好きな友人知人にお知らせして見てもらう。会友の良花・珍花も鑑賞できる。ラン冥利に尽きるひとときです。
今冬は記録的豪雪で、積雪地方の会員からの出品が不可能で残念でした。 (K)
 
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