11月22日(火)から27日(日)を会期として、今年は明治39年(1906年)に大規模な庭園造営が行われ現在の体裁が整い、名称も『新宿御苑』と改められて100年にあたるとしてらん展も華やかに開催された。協力団体はアマチュアが5団体(蘭友会、神代洋らん友の会、全日本蘭協会、埼玉洋蘭会、川崎洋蘭クラブ)と日本洋蘭農業協同組合。展示場の規模は例年通り、アマチュア5団体と一般公募の出品株は大温室椰子室、プロの作品は亜熱帯室であった。 |
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環境大臣賞には全日本蘭協会斉藤正博氏出品の7輪着花したPaphiopedilum niveumが選ばれた。自然環境局長賞には個人出品の桜庭唱子氏のBrassocattleya Katherine H.Chatham御苑管理事務所長賞には神代洋らん友の会の徳田勲氏のCycnoches
barthiorum、国民公園協会新宿御苑会長賞には川崎洋蘭クラブの飯草キヌ氏のLaelia anceps var.veitchiana‘Fort
Carolina’が選ばれた。また、特別賞には6点のうち4点が蘭友会で占める結果となった。
蘭友会の受賞者並びに受賞作品は次の通りでした。
特別賞 小宮山和文 Cattleya percivaliana‘Pink Panther’
松井紀夫 Trichoglottis amesiana
鈴木隆夫 Laelia anceps
清水達夫 Liparis sp.
奨励賞 柏渕保男 C. walkeriana‘Up Tail’
〃 小林 晃 Coelogne mooreana‘Brockhursut’
なお、これら入賞花は11月例会でも入賞となっておりますので、重複のため写真掲載は省略します。 |
(K) |