「こんな花が咲きました」のコーナーへようこそ

このコーナーは、月例会に開花が間に合わなかった、花命短くてすぐに枯れてしまった、大きすぎて搬入ができなかった、あるいは花が多すぎて持ちきれなかった等の事情で、みなさんに見ていただくチャンスを逃してしまった花々の、再デビュー舞台です。
Den.arcuatum


Den.arcuatum


11月5日に花芽が微かに出たのに気がついたが、月末にはもう咲いちゃった!。
1月の蘭展に合わせて開花してくれたら…などと思いながらまた投稿します。

私にとっては始めての珍しいデンドロビュウム、今年の正月銀座松坂屋の蘭展で 購入した。
根元の15cmほどの初期のものを含めてバルブが5本、最近のバルブは背丈50cmにもなる 立派な開花株と思えた。
春4月末に3輪ほどちらっと咲いたが、変わった花? と思っただけで余り気にも止まらなかった。夏の間に新しいバルブが2本出て只今も生育伸長中、バルブ合計7本となりやや成長株に見えてきたところへ、2〜3年前の落葉した旧バルブ3本にそれぞれ7〜8輪ずつ花が付いた。
20輪余着花してみると「これはいいや…!」と気に入っている。
初冬の小春日和の澄み渡った空をバックに気取ったポーズを見てやって下さい。

インドネシア・ジャワ島の産と聞いていますが、純白色の厚弁で距が長く袋状にアンコウかふぐ提灯のようにぶら下がって咲いているのが、滑稽とも優雅にも見える。
香りはないようだ、花命は普通ではないだろうか、でも次の例会までにはいいところが終わるだろう。 N S:4cm×2cm  距の長さが約3cm位あり、花の奥行きが5cmほどに 感じられる。
バルブ:高さ50cm、茎5cm位で細く四季を通じて生長しており、余り水を切 らさない方がよさそう。
花と葉の形は違うが同じようなデンドロにuniflorumがありますね、どちらも良花で栽培し易く大切にしたい株だと思っています、栽培ご経験の方がいらっしゃいましたら情報交換や ご教授願えれば幸いです。

蘭友会では原種好みの会員が多く、1月の松坂屋蘭展では蘭園販売ブースには毎年珍しい原種株が並びます、お出かけ下さい。       (栽培・撮影、香川義熙)
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