【小型株　第1位・栽培賞】
Den cuthbertsonii　　 渡辺きよ子

　Den cuthbertsonii は東京ドームで世界大賞受賞の株をご覧になってご存知のように、株全体に花を均等に付けるのは、大変な努力が必要だったと思います。
私には、それだけの管理はできませんが、ニューギニアのデンドロは花が不定期で、花期も長いので、楽しめます。
葉ダニが付いてしまい、葉が黄ばんで株を弱らせてしまった事もありましたが、回復して今迄に一番多くの花を咲かせてくれました。　有難うございました。

【大型株第1位】　
C.labiata amoena ‘Fowleyana’　　海老原成雄

　この‘Fowleyana’は、古くからある淡桃青色系の代表的個体の一つではありますが、このアモエナやアメジアナタイプの花の開花時期は、他のタイプと較べると少し早く、立秋を過ぎた頃より開花するようです。（今回の月例会にラビアタは３株出品されていましたが、全てこのタイプの花でした）
　栽培は強健種ですので、比較的容易です。香りについても良いと言われるものが多く、人気がある所以かと思われます。（今回の月例会にも、同種別個体のラビアタがフレグランス一位に入賞しました。）是非一度は、この原種カトレアの代表であるラビアタの栽培にトライしてみませんか！
　人気投票では多くの方々に選んで頂き有難うございました。