【小型株　第1位】
Cyc. pentadactylon　　 池上俊彦

　シクノチェス属は、13種類ほどが中南米の熱帯に広く分布し自生しています。
単色の色合いの多い品種の中で、このpentadactylonは、斑点状の美しい模様が入る雄花が咲くので保有しています。ご存知の通り、本属はカタセタム属と同様の単性花で、異なった花形の雌花と雄花を咲かせ稀に同時に咲くことがあります。普通は雄花を咲かせます。
　ご投票頂き、ありがとうございました。

【大型株第1位】　
C. labiata　(purpureo striata ｘ atoro purpureo 'Lap')　　山本　忠

　この株は６年前グロワーズ苗（一作開花株）として、原種の会でブラジルの業者から購入したものです。次の年から毎年咲いています。チポタイプの良花作出を目的としてシブリングしたものと思われますが、同じ時に配布された株はいろいろとバラエテｲーに富んでいました。私の選んだものはラビアタとしては大型で、濃色で花も大きくＮＳ14cmはあり、多花性で香りも良くリップがピンクの複輪となっているので、好きなカトレヤです。
　第１位に選んでいただき、有難うございました。