-平成18年11月-
 


小型株【第1位】
Mystacidium venosum   上野幹雄

 この株を入手したのは97年頃だったと思いますが、東京ドームのらん展内覧会会場で、J&Lのブースに立ち寄った際に、可愛い白い花が沢山咲いている写真を見て購入しました。最初はビニールポットに水苔で植えていたのですが、春になってコルクに水苔を少し付けて貼り付けておきましたところ、新しい根が株元から出てきて、なんとなく水遣りのタイミングが分かるようになり、割合日光のよく当たる、50%遮光の高い所に、吊り下げて管理することにしました。その後順調に生育して、今年は葉も大きくなり枚数も増えて、小さいながらも株が充実して来たような気がします。そしてこの様にタイミングよく見事に咲いてくれました。有難うございました。

【小型株】

第2位
遠藤奈々子
C. walkeriana
Jungle Queen
第3位
清水達夫  
Drac. roezlii
J & L
第4位
松井紀夫
Bulb. laxiflorum
第5位
酒井静江
Sarcoglottis homacogastra
Screwdriver
第6位
吉本敦子
Cirr. Elizabeth Ann
Buckleburry
 
第7位  
酒井静江
Lep. picara
第7位  
香川義熙
Bulb. frostii
第9位  
小林 晃
Liparis rhombea
   

 

大型株【第1位・栽培賞】 
L. anceps   鈴木隆夫

 昨年の松坂屋蘭展で入会させていただき、例会に出させていただくたびに珍しい花や育て方を勉強させていただき、株の作り方育て方を学んだおかげで、このたび初めて一位投票をいただき大変うれしく、例会で勉強させていただいたおかげと感謝します。
 レリア・カトレアが好きで集めて行くうちに交配親を育ててみたくなり須和田さんで5年ほど前に何株か購入したひとつです。この株は新芽が暴れず花丈が伸びにくく毎年一番先に咲き始めます。
 アンセプスだけで20株ほどありますので、年々花丈を短く咲かせるために置く場所や遮光を変えてバランスよく咲かせることにチャレンジしてきたなかで今年は一番うまく育った年だと思います。
 私の育て方は、冬場は日当たりのよい場所でたっぷりと日光浴をさせると多くの新芽が出てきます。春先からは日当たりの良い(遮光30%)風通しのよいところにおいて育てていましたが(日差しが足りないと新芽が間延びする)今年は鉢が乾き過ぎないように素焼き鉢から固焼き鉢に変えたことで株が充実しやすくなったことが良い結果を出せました。(素焼き鉢は例年並み)
 花芽が伸び始めるころから夜間は暖かいとより伸びてしまうので、夜間冷える場所で育てています。 そして花が咲くときは乾燥しているところに置くと花が開きにくくなるので花が咲くまで暖房しない温室で育てています。
 最近は交配で花茎の短い品種や星型の花型が程好く丸い品種、大輪花も出てきていますので暖房も要らない丈夫なアンセプスを育ててみてください。
 今回は多数の投票有難うございました。

【大型株】
第2位 
小林 晃
Coel. mooreana
Brockhurst FCC/RHS
第3位
若林田津子
Lc. Blue Boy
Sky Pilot
第4位
小宮山忠文
C. percivaliana
Pink Panther
第5位
清水達夫
Liparis sp.
第5位
恩田 孝
C. maxima
White Venosa

第7位
佐藤 攻
C. percivaliana v. amesiana
第8位
笠原隆義
Den. polysema
Foxden CHM/AOS
第9位
松井紀夫
Trichoglottis amesiana
第9位
山谷 渉
Lc. September Song
フレグランス賞
柏渕保男
C. walkeriana
Up-tail

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