このコーナーでは、例会に出品される展示花の中から、誰も振り向かないかも知れないがとても珍しい形態の花、栽培が難しく今回限りの期間限定公開になるかも知れない花、ごく一部のマニアックな人だけが興味を示すような花、そもそも花がついているのかどうかわからない???そのような、人気投票の対象にはなりにくい花、言い換えれば蘭友会会員の趣味の深さ(行き着くところまで行ってしまったとも言うが…)の真骨頂とも言える花を、さらに担当者の独断と偏向的興味に基づいて取材し展示しています。
例会の展示テーブルではわけのわからない花でも、写真になってゆっくり見ると「おおっ!!」となるような美形になったり、ますますわけのわからないものに見えたり……題して「出品花、アッと蘭だム!・無作為抽出ご免被る!!」 選ばれた花ははたして名誉なのかどうか、そのような評価もご覧になる方々の蘭に関する深い造詣とウンチクにお任せ致します。
最近、蘭展でも例会でも小型の奇怪な(?)ランが、皆さんの目に止まり入賞することが多くなり、その眼こぼし(?)として当コーナーに掲載するチャンスが少なくなってまいりました。
(担当)
Liparis rhombea
小林 晃
Pleurothallis crinita
西村 誠
Bulb. adoratissimum
石河利之
Lepantes elegantala
清水達夫
Den. smilliae
香川義熙
蘭展でも見る機会が少ない種。下の写真「南極のペンギン」(?)
Bulb.frostiiを小型にしたような花
これはクローバーの花のよう
レパンテスとしては、特に奇異な花ではないが、花命が短く滅多にお目にかかれない
特に珍花ではないが、トリトマに似た花、デンドロでは特異な花形
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