このコーナーでは、例会に出品される展示花の中から、誰も振り向かないかも知れないがとても珍しい形態の花、栽培が難しく今回限りの期間限定公開になるかも知れない花、ごく一部のマニアックな人だけが興味を示すような花、そもそも花がついているのかどうかわからない???そのような、人気投票の対象にはなりにくい花、言い換えれば蘭友会会員の趣味の深さ(行き着くところまで行ってしまったとも言うが…)の真骨頂とも言える花を、さらに担当者の独断と偏向的興味に基づいて取材し展示しています。
例会の展示テーブルではわけのわからない花でも、写真になってゆっくり見ると「おおっ!!」となるような美形になったり、ますますわけのわからないものに見えたり……題して「出品花、アッと蘭だム!・無作為抽出ご免被る!!」 選ばれた花ははたして名誉なのかどうか、そのような評価もご覧になる方々の蘭に関する深い造詣とウンチクにお任せ致します。
 
最近、蘭展でも例会でも小型の奇怪な(?)ランが、皆さんの目に止まり入賞することが多くなり、その眼こぼし(?)として当コーナーに掲載するチャンスが少なくなってまいりました。
(担当)
Spathoglottis×sib.(Yellow)
香川義熙
Encyclia cochleata v. alba
石河利之
Pleurothallis sandemarii
石河利之
Chnorkis sp. 
香川義熙
Lepanthes sp.
香川義熙
タイの道端で咲いているという、日本のシランの仲間らしい。
よく見るのは、緑っぽい花弁で花芯が茶黒くストライプが入る。
プレウロタリスの花には表情形態がさまざま
マダガスカル、アフリカに生息ハベナリアの近縁種か
花は短命だが、次々数ヶ月咲くNSは1cmにも満たない
Podangis dactyloceras
石井 治
Tricoglothis smithii
笠原隆義
Zootorophion dayanum
西村 誠
Dresslevella pilosiisima
西村 誠
Diodomopsis erinacea
西村 誠
透明な水晶のような花、今にも水滴が垂れそう
株はデンドロかバンダのようで花は胡蝶蘭のアンボイネンシスのよう
これで開花。逆光で透かして見ると赤茶のストライプが美しい
葉に花に繊毛が覆う奇種
近年までマスデバリアに属していたクールタイプではない
 
 

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