東京では桜は終わり八重桜の季節、会場隣の神宮の森はもう若葉の季節へと移り変わりつつある。とはいっても今日は花冷え、好天だが昼間でも10℃少々の例会日:東医健保会館、16日(第3日曜日)であった。
やや手狭の四階の会議室、今月も満員、出品花も多くぎっしりと詰め込まれたが、例会委員の手際よいセパレートで、花もよく鑑賞でき催しもよく聞けた。
 
会長挨拶
 
花談義
[催し] 今月は「花の写真の撮り方・三宅流」として、デジカメの浸透と2月の「撮ったらホムページへアクセスしよう」の講演以来、会員間で高まりつつある写真熱に応えたものである。
三宅流とは言うものの、極めてオーソドックスで、三宅氏の豊富な撮影経験と知識の深さが伺えた。
予め用意された氏の講演マニアルに従って、液晶プロジェクターで投影しつつ、手順よく話された。
1.撮影の目的は・・・記録(カタログ)か 芸術(絵)か
2.花を見る・・・美しさはどこにあるのか(栽培家の目)
3.撮影場所・・・ラン展会場、スタジオ、温室、フィールド
4.撮影機材・・・コンパクトデジカメ、一眼デジカメ、レンズ
5.補助機材・・・三脚、レフ板、バックシート、レリーズ
6.カメラの設定・・・ホワイトバランス、倍率、ピント、絞り
7.フレーミング・・・撮影部位、向き、ライティング(光源)
8.スタジオ撮影のセッティング
9.撮ったら見せよう・・・ホームページ、 展覧会
の順序で、氏のテンポのよい話しぶりで、実例の映像を見ながらの興味ある1時間30分であった。
折角のこの資料は、このまま終わらせるのではなく、蘭友会会報「蘭友」にでも掲載していただくと有難いと思う。
 
  出品花にNO.をつけて
 
 
 
プロジェクターによる映像と講演風景
   
株市は今月も良品が多く、競りは賑わった。次いで出品花の解説と入賞花の表彰があって、4時10分の解散となった。   (K)

 

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