このコーナーでは、例会に出品される展示花の中から、誰も振り向かないかも知れないがとても珍しい形態の花、栽培が難しく今回限りの期間限定公開になるかも知れない花、ごく一部のマニアックな人だけが興味を示すような花、そもそも花がついているのかどうかわからない???そのような、人気投票の対象にはなりにくい花、言い換えれば蘭友会会員の趣味の深さ(行き着くところまで行ってしまったとも言うが・・)の真骨頂とも言える花を、さらに担当者の独断と偏向的興味に基づいて取材し展示しています。 例会の展示テーブルではわけのわからない花でも、写真になってゆっくり見ると 「おおっ!!」となるような美形になったり、ますますわけのわからないものに見えたり ・・・・題して「出品花、アッと蘭だム!・無作為抽出ご免被る!!」 選ばれた花ははたして名誉なのかどうか、そのような評価もご覧になる方々の蘭に関する深い造詣とウンチクにお任せ致します。 |
平成16年2月の例会から 今月の担当:小島 朝男(文・撮影) |
1. Bulb. nigrecens(Vietnum) (栽培:池上 俊彦)
珍花賞の全体写真です。 花は小さくて良く見えません。何故に花茎がこんなに太いのでしょう。 Bulb. nigrecens(Vietnum) |
2:Coel.SP(栽培:池上 俊彦)
行儀良く並んだピンクの花がかわいい小型のセロジネです。 Coel.SP |
3: Macodes Lowii(Broneo)(栽培:小林 晃)
切りこみの入ったリップが見事です。シュスランの仲間で葉の模様も楽しめます。 Macodes Lowii(Broneo) |
4: Den.spatyilingue(栽培:笠原隆義)
ほんのりと色付いたペタルとリップ中央の黄色が愛らしい花です。 Den.spatyilingue |
5: Bulb. sp.(栽培:花房 久枝)
小型株7位入賞のアップです。人気投票のあり方が変わってきたように感じます。 Bulb. sp. |
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