C.walkeriana tipo Feiticeira Iwasita
栽培:AZABU NURSERY
C.walkeriana tipo Mirian Suzuki
栽培:AZABU NURSERY
雫のでる蕾
栽培:AZABU NURSERY
また、多くのバリエーションや増殖個体から出た名花が集まると、中には純粋のワルケリアナではないと言われるような株も出てくる。近年、よく話題になるのが下の写真の「walkeriana
alba 'pendentive'」であるが、バルブの形状が異なること(紡錘形でなく肩がある)、リップの形状が異なること、蘂柱が少し丸く「団子っ鼻」になる、などから「純正ワルケリアナ」ではないとして、ワルケリアナ・フリークからは「ペンちゃん」などと蔑まれている。筆者は、純血種に比べて気むずかしいところが無く育てやすく、とてもきれいな純白種であると思うのだが、蘭展や例会にもってゆくと「冷たい視線」と蔑称を浴びるので、自宅でゆっくり鑑賞するだけにしている。
Cattleya walkeriana pendentive 'Doga'
C.walkeriana alba Orchdglade
栽培:AZABU NURSERY
C.walkeriana alba Hakushuu x Tokyo No1
栽培:AZABU NURSERY
その他のバリエーションや優秀個体については、以下の文献に美しい写真とともに解説が載っている。また、自生地の環境や生態についてお知りになりたい方には、最近刊行された「Orchids
of Brazilian Central Plateau」というテキストがある。