Holcoglossum kimballianum
Holcoglossumはミャンマーから台湾にかけての東南アジアに自生する、凡そ8種からなる小さな属で、属名はギリシャ語のholkos(=strap、皮ひも)、とglossa(=tongue、舌)からなり、模式種の革ひも状のリップ指している。Holcoglossumは1919年にRudolf
SchlechterによってVanda属として確立され、その後1982年に4種を含むとしたTsiによって改定され、さらに1987年にChristensenによって改定され8種を含むとされた。HolcoglossumはVandaと近縁であるが、長い距、リップの形状の相違などで区別される。