今月の花  Promenea xanthina


 写真は上野幹雄氏が6月例会に出品され、人気投票小型株部門第3位に入賞した株である。花つきもよく、栽培も優れた株であった。

上野幹雄氏の入賞株 xanthina(左)とstapelioides(右)

 Promenea xanthinaは1837年に、George Gardnerによって、リオデジャネイロ近くのオーガン山脈の標高1700m付近で発見され、1839年にJohn LindleyによってMaxillaria xanthinaとして記載された。彼は後に(1843年)この種を新しい属Promeneaに移した。
 この種が発見された場所の標高が1700mということを考えれば、この種の栽培が容易ではないことが想像されるが、上野氏は7月例会にもPromenea stapelioidesの優れた作品を出品され、小型株部門人気投票第1位並びに栽培賞を受賞しておられる。氏の受賞のコメントによれば、夏は冷房はしておらず、風通しのよい涼しいところに置いておられるとのことですが、何度か挑戦しては失敗を繰り返している私には、羨ましい限りです。
 Promenea属は15種ほどがブラジルに自生しており、Huntleya やWarsewiczellaの近縁であるが、小型であること、はっきりとしたバルブと草葉を有する点で異なっている。通常は便宜的にPromenea rollisoniiグループ、 Promenea xanthina グループ、Promenea stapelioidesグループに分けられる。
(文責 松井)
 

原種解説の花過去ページへ

トップページへ