Eria coronaria (Lindl.) Rchb.f.1861

 Eria coronaria はヒマラヤから中国にかけて幅広く分布していて、主な産地はネパール、ブータン、ミャンマー、タイ、ベトナム、中国などである。自生地の標高はおおよそ500m〜2300m。標高から分かるように、ウォームからクールまである。2枚の葉の中心から花茎を伸ばし2輪〜3輪ほどの可愛らしい花を付ける。花の大きさは4p前後と、小さくて地味目であるがリップ内側に入る模様が印象的である。
上の画像は斉藤たみ子さんが12月例会に出品された株であり、下の画像は私、佐藤の栽培品で初花である。

撮影・記:佐藤 攻

原種解説の花過去ページへ

トップページへ