Neocogniauxia monophylla Schltr. 1913

 今月の表紙の花は、「私、佐藤」の栽培花Neocogniauxia monophyllaです。この株は、昨2013年ある蘭屋さんから入手した株です。8月の終わりころから蕾がほころび始め、9月8日に4輪が開花したので撮影したもので、我が家での初花です。
 Neocogniauxia属は1属2種の比較的珍しい花です。産地はカリブ海の、ジャマイカ、ハイチ、ドミニカです。
 Neocogniauxia monophyllaは、コーヒーでお馴染みのブルーマウンテンのあるジャマイカです。海抜1000m〜1600mほどの雲霧林に自生しているカトレヤの近縁属と言われています。花の大きさは、3.4cm×3.0 cm、形は良くないものの目立つオレンジ色です。下の右側の写真、花の下から蕾が見えていますが今回は咲きませんでした。

栽培・記:佐藤 攻  

 
Neocogniauxia hexaptera Schltr. 1913

 Neocogniauxia属のもう一つの種はNeocogniauxia hexapteraです。ご覧の画像は、清水達夫氏(会長)が2010年8月例会に出品された花で、色、形とも素晴らしくよい花です。
 Neocogniauxia hexapteraはドミニカ、ハイチに産すると言われていて海抜1000m〜1300m に自生する。

 
栽培:清水達夫 撮影・記:佐藤 攻

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