Sievekingia marsupialis Dodson 1984

 今月の花は唐木善孝氏出品のSievekingia marsupialisです。Sievekingia属はStanhopea属の近縁で中米コスタリカ、パナマから南米コロムビア、エクアドルまでの比較的広い地域の降雨林に自生する着生種です。自生地の標高によってwarm type からcool typeまであります。紹介するSievekingia marsupialisはコロムビアとエクアドルに産し、Stanhopeaをそのまま小さくしたような株立ちです。
  出品株は株元から葉先まで約30cm、NS:4cm×3cmの花が7輪付いていました。夏場の夜温が高い都心での栽培ですが、株の成長につれて輪数も多くなりサイズも大きくなるとおもわれます。

 
 
栽培:唐木善孝 記・撮影:佐藤 攻

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