Pholidota longipes S. C. Chen & Z. H. Tsi, 1983

 表紙の花は中村好一氏が2016年1月例会に出品された、Pholidota longipesです。
 Pholidotaは約30種ほどがあり、インドから中国南部、マレーシア、ニューギニア、太平洋の島々、などなど比較的広い地域に分布しています。花は小さな花がほとんどですが、Pholidota chinensisのように下垂してCoelogyneのようなタイプもあります。たぶんCoelogyneの近縁なのでしょう。色の変化は限定的で白、薄茶などが多い。
 出品株のPholidota longipesは斑入りのセレクト品。花も通常の花より大きく見栄えある個体でした。また、株と和風の鉢との組み合わせにセンスの良さが感じられます。

 
栽培:中村好一 撮影・記:佐藤 攻

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