Japan Amateurs Orchids Society

2020年1月原種紹介

Dendrobium leucocyanum T.M.Reeve 1982

Dendrobium leucocyanum T.M.Reeve 1982 Dendrobium leucocyanum T.M.Reeve 1982 Dendrobium leucocyanum T.M.Reeve 1982

 今月の表紙の花は、里見武志氏出品のDendrobium leucocyanumを選びました。Dendrobium leucocyanumはパプアニューギニア北部の山地、標高約2000mから2500m付近の湿潤な環境下の樹木に着生している。クールタイプというよりコールドタイプと言った方がふさわしいようだ。栽培難度は極めて高い種である。また、小型株の人気投票1位になっているので以下、里見氏のコメントも合わせてご覧いただき、参考にしていただきたい。

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 この蘭は2017年4月9日「らいぶらりぃ洋ランの会」代表の藩さんから譲り受けたものです。高地性デンドロビウムの栽培を始めてから日が浅いので、どのようにして栽培をすればよいのかよくわかりませんでした。どの種の蘭でも同じことですが、前に育てていた人の栽培環境を想像してその環境に近づけることに気をつけることにしています。
 この蘭では、夏季において日中の最高気温が30℃を超えないこと、夜温は20℃(これ以下にする装置を持ち合わせないので)にすること、乾燥を嫌うようなので霧吹き、水やりを多めにすることにしています。
 毎冬開花を期待していたのですが、なかなか咲いてくれません。バルブの育ちが悪いせいかと半ば諦めていたところ、昨年の暮れにやっと開花してくれました。まだ、株が小さく、花数も少ない上に葉を落とし過ぎなのが気にかかっています。
 このような株ですが、皆様に見ていただいた上に、投票までしていただけましたことに感謝いたします。ありがとうございました。

 2020年1月19日 東医健保会館にて


栽培・記:里見武志 HP作成:佐藤 攻 撮影:菊地翔太郎



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