メキシコから南米ペルー、ブラジルまで13種が確認されている。この属のランは紡錘状の長く節のあるバルブを持っていて、大きな葉は紙のように薄く葉脈がはっきりしています。開花前に落葉する種もありますが、花が散っても葉が付いている種もあります。メキシコからペルーにかけて分布し標高1,000mまでの山林に自生しています。日陰と湿気を好みます。
Chysis addita(チシス アディタ)Dressler 2000
メキシコのチアパス州からグアテマラの北部の標高1,250m周辺に自生しています。 花は秋から冬にかけて開きます。
Chysis bractescens(チシス ブラクテセンス)Lindley 1840
メキシコからニカラグアにかけての標高800~1,500mの樹木や岩に着生しています。花の大きさは約7.5cmで春に香りのある花をつけます。冬場に乾燥させることで花芽がつく重要なポイントです。
Chysis laevis(チシス レビス)Lindley 1840
メキシコからニカラグアにかけての標高1,800m周辺に自生しています。冬から春にかけて開花します。 強健ですから育てやすい種です。
Chysis limmingheii(チシス リミンゲイ)Linden & Rchb.f. 1858
メキシコからグアテマラの低地に自生します。7cm前後の香りのある花は夏に開花して長持ちします。
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