2023年6月人気投票の結果

小型株第1位

Dyakia hendersoniana　笠原隆義　この株は今年春に、池袋サンシャインで開催された「蘭・ボタニカルフェア」で、タイ業者から花芽付き株として購入しました。購入時はプラ板に下垂付けされていましたが、最近使いだしたケヤキの皮に、花が上向きに咲く様、上向きに取り付けました。今回タイミング良く、蘭展と例会とに出品できました。濃ピンクの花色が好きで、以前ボルネオに何度か行った時に沢山買い育てていました。1、2年は花が咲きますが、数年後には株の姿が消えてしまい気難しい花です。この株の原産地はボルネオの高温多湿の環境に育っており、日本の冬の低温には厳しく、消滅してしまうのかと思います。以前はアスコセントラム属で、丈夫と思われる属ですが、葉は多肉で柔らかく、落ちやすいので、胡蝶蘭のように、育てた方がよいのかと思います。投票して頂きありがとうございます。

大型株第1位

Cattleya purpurata f. alba　冨澤　實　この株は昨年6月の例会で、人気投票1位になった株です。昨年のコメントを確認すると2018年2月に東京ドームの世界らん展でベラビスタさんから中苗で購入した株だったと記してありました。鉢に差し込んであるラベルを確認したところ、2020年5月と2022年6月に鉢増しを2回行っており、現在6号鉢ですが、トップバルブが鉢からはみ出す状態にあり、花が終わったらもう一回り大きくするか、株分けするか迷うところです。この花は、リップの奥にうっすらと黄色が入るものの濁りの無い白の花弁で涼しげなすっきりした花姿で、大事にしている個体の一株です。
　皆様のお目にもとまりご投票いただきまして、ありがとうございました。