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平成28年12月18 日

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【小型株第1位】
C. wittigiana 'Pink Perfection' AM/AOS 上野幹雄

 この株は、10年位前に会長の清水さんより預かりまして、やっとペタル幅が広く咲いて皆様に見て頂くような花に咲いてくれました。コルクに着けて何度か咲きましたが、当初はトンボのような細長い花にしかなりませんでした。コルクに着けてバルブが太り出すのに3〜4年位かかりました。肥料を多く与えますとバルブの太りは良いのですが病気にかかり易くなる様です。アメリカでAMになっていますのでまだ形が良くなる筈ですが、あと2〜3年作ってみたいと思います。 栽培は1年中ガラス温室の中で、水やりは1週間に1〜2 回です。ご投票有難うございました。

【小型株】        

第2位・栽培賞
鈴木隆夫
Liparis grossa

第3位
山田 茂
Rlc. Cynthia

第4位
花房久枝
Eria coronaria

第4位
山田 茂
C.walkeriana tipo.

第4位
坪井良二
C.Mini Purple

第7位
山本雅人
Paph. In-Charm Gold 'Hilo'
第8位
小澤正直
Onc. Twinkle
     


【大型株第1位】
C. trianae 'Nana' SM/JOGA 海老原成雄

 トリアネーの自生地は、南米コロンビアのアンデス山脈地方、標高600〜1500mの山中です。 種名は発見当時の植物学者、トリアナ博士に因んでいるようです。 トリアネーは、優雅で気品に満ち溢れ、他の原種カトレアに比べその美しさは群を抜いていてその花容の美しさから、コロンビアの国花と指定されています。 さらに今では、自生地の自然破壊や乱獲により「絶滅のおそれのある野生植物」としてワシントン条約第1類に指定され、国際取引が禁止されています。日本では戦前から輸入され多くの品種が栽培されています。栽培に関しては特別な個体を除き比較的丈夫で育て易く、繁殖力も極めて旺盛で困難な要素はみられないようです。 この株は10数年前に'Sladen'×X coeruleaの実生株として入手しましたが、比較的良花が咲くようでしたので、その後当会のグロワーズ株として、ブラジル在住の友人故S氏から輸入し、頒布した経緯もあります。 8年前には、JOGAのメダル審査にもトライして、当時トリアネーとしてはハードルの高かったシルバーメダル(SM)を83pで入賞することができました。
  今回も多くの方に投票を頂き、ありがとうございました。。

【大型株第1位・栽培賞】
Max. fulgens  高橋洋三

 人気投票で第一位に選んでいただきありがとうございました。 この株は95年ごろにブラジルに在勤していた友人から譲っていただいた株です(Panama産)。非常に成長旺盛な株で根元から新芽が出て成長する一方で、古い バルブからも新芽が出て上へ上へと伸びていきます。 植え替えは根がびっしりと伸びていますので、これまではすべて鉢増しでやってきました。水が大好きなようで夏は念のため山上げしてきましたが、ご機嫌のようです。不定期に開花して凡そ2年に3回位は開花するような気がします。今回の咲き方は我が家ではほぼ満作ですが、これを機により栽培に工夫を凝らし、びっしりと花のついた状態を皆さんにご覧いただけるよう精進していきたいと思います。

【大型株】        

第3位
清水達夫
Phrag. Scarlet O'Hara

第4位
唐木善孝
Rlc. Pastoral 'Innocence' AM/AOS BM/JOGA

第5位
斉藤たみ子 
Pinalia floribunda


GC開花賞
(G.C.14-06)
五十嵐陽子
Paph. villosum expansum 'A' ×villosum aureum 'Gold Finch' AM/AOS
フレグランス賞
中村好一
Cym. Kanran
(青花)
 

記録作成:唐木善孝 撮影・HP作成:冨澤 實


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