8月19日:第3日曜日
於:世田谷区・龍雲寺会館
東京では再び暑さが戻った19日(第3日曜日)、会場を世田谷区野沢の龍雲寺会館に移し、8月例会が開催された。毎年8月は東医健保会館が休館なのです。
残暑厳しい中、バスにも揺られて龍雲寺会館まで行った甲斐があった。小林氏のDimorphorchis lowii 'Koba'、5花茎112輪、しかも同個体の同花茎に異色花が咲いている、1mに余る大株に出会えた。例会場でも撮影用に設えて、見やすく撮影したかったのだが、会場の都合で叶わなかった(別掲入賞花写真)。下の写真は栽培者の小林さんから声がかかって、三宅さんが小林さん宅への出張撮影した写真です。ボルネオ原産の滅多に会えぬ大型ランの珍花、入賞花欄でも小林氏のコメントをご覧下さい。
ディモルフォルキス・ローウィの上の方に着いている黄色の花と下の方に付く赤い花
<これは出張撮影された、三宅さんのコメント>
先日の猛暑のさなか、会友の小林晃さんから「ディモルフォルキス満開だよ−」という連絡を受け、ご自宅まで撮影に出かけました。花茎が5本、各花茎に20個あまりの花が付いていて、おまけに株が1mぐらいある。小林さんとウンセウンセと温室から運び出し、庭のモミジの木の枝にひっかけての撮影となりました。19日の例会でご覧になられた方もいると思いますが、全部の花茎をぶら下げて撮影した画像をご覧下さい。
また、今月の催しは、7月に行われた甲信・北軽井沢の蘭園見学の話を、石井・香川氏から多くの写真投影をしながら聞かせてもらい、蓼科「坪庭」や霧が峰「八島湿原」の高山・湿原植物の話も面白く有意義だった。
例会風景
ひと休みしながら花を楽しむ
人気投票1位の大株に…凄いね!
出品花の審査風景
出品花の解説、株の入手経路や栽培法など…
今月も暑い中、多くの愛好家会員が開花株を持ち寄り、冬季と比べれば数少ないこの時期特有の花が見えた。蘭友会には原種の出品が多く、見たこともない珍品に出会える。やはり参加してよかった。
(K)
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