Stanhopea tigrina
スタンホペア・ティグリナは、メキシコ高地の1200m〜2000mの雲霧林に生育する蘭である。 スタンホペア属は、メキシコからブラジルまでの中南米地域に広く分布し、55種類ほどの原種が知られている。中でもスタンホペア・ティグリナは花が大きく育てやすいことから、我が国でもポピュラーな種である。
この種の発見は古く、1839年にはLindleyによって分類・発表された。分類学上は、Stanhopea nigroviolacea
の亜種とされていたが、最近は花弁の黄色みが強く斑紋が細かいものがtigrina、白っぽく斑紋が大きいのがnigroviolaceaと区別されているが、市販されているものはどちらもtigurinaとして扱われているようである。
Stanhopea.tigrina
Stanhopea.tigrina
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