(写真撮影:2020年10月4日 冨澤實)
Eria globuliferaは、ミャンマー、タイ北部、ラオスの中高地(標高600~1600m)に自生する着生蘭。
花一つひとつは5mmほどの小さな花ですが、白い花がびっしりと房状に咲きます。房の根元から順番に咲き、咲く過程も楽しめて、先端まで咲くと60~80輪程度の花が咲き房全体としても綺麗です。香りはありません。育て方は、温室内のカトレヤ等と同じ場所に置いて育てていますが、涼しい環境がより合っていると思われ、夏はノビル系デンドロビュームの間において、強光線を避けるようにしております。丈夫で首都圏でも育て易い蘭だと思います。
花のサイズ:N.S. 5×5mmの花が太いステムに房咲きで密に咲く。
鉢:素焼鉢(3.5号鉢)
コンポスト:水ゴケ
撮影・文:冨澤 實