Japan Amateurs Orchids Society

こんな花が咲きました

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Dendrobium laevifolium Stapf 1924

 今回紹介する花はDendrobium laevifolium です。
 栽培者は会員の武井直義さんで、2019年に奥田園芸さんから濃色の花の個体を頂戴したとのことです。栽培方法を伺ったところ、以下のような回答をいただきました。
 『夏はラス遮光50%で外に置いています。原産地は標高が高いようですが、それほど暑がりませんので、冷房室には入れていません。我が家では葉が赤くなるくらいよく日に当てています。』
 実際の株が下の写真です。



 確かに葉は赤くなるほど日に当てて栽培しているのが見て取れます。
 本種の自生環境についても記載します。自生しているのはパプアニューギニアやソロモン島の標高650m-2400m辺りのようです。幅広い高低差のため、寒さから暑さにも適応できるとのことです。
 この株は7月の例会でも出品され、8月の例会でも出品となりました。そして、2か月連続で小型株部門で入賞しております。筆者も栽培してみたくなってきました。
 本種の掲載を快諾下った、武井様には御礼申し上げます。


栽培:武井直義

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