こんな花が咲きました

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Brassocattleya Theresa Ricci, R.F. 2012

　今回紹介する花はBrassocattleya Theresa Ricciです。
　この花は、国際園芸さんのカタログを見て購入した花です。1花茎3輪ですが、一度に咲かずやっと2輪目が咲き、中央にもう一つのつぼみがあります。咲き始めのリップは、普通のピンク色ですが日数が経つにつれて、薄くなってきます。写真2の左側が最初に咲いた花で、写真2の右側と写真１が後で咲いた花です。なぜ一度に咲かないのか不思議ですが、色彩の変化も含めて長く楽しめます。
　交配親を調べてみるとBc. Hippodamia × C. aclandiaeで、方親のBc. HippodamiaはB. nodosa × C. aclandiaeで、C. aclandiaeを2度使った交配でした。この花は、aclandiaeの特徴の点があまり引き継がれていないように思いますが、リップの展開が良く花全体が整った形で綺麗な花だと思います。ネットで他の開花画像を調べるともう少し点が多く入るようです。
　栽培は、素焼鉢に水苔植えですが、aclandiaeの性質を引き継がれているようで根が鉢から出るタイプなので木に付けての栽培の方は良いかも知れません。

記・写真・栽培：冨澤　實

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