【小型株第1位】 Masdevallia floribunda 峯田美智子
この株は、昨年11月の例会に出品し、人気投票で1位になったものです。例会後、花を摘んで数えてみたら87輪ありましたが、今年はもう少し多いような気がします。私は弱いものや大事にしている株は、出来るだけ早く花を摘んでしまうことにしています。愛蘭精神?の旺盛な方は、可哀そうと眉をひそめられるかもしれませんが、花がいよいよ駄目になる迄つけておくのは蘭を可愛がるというよりも虐待していると考えるからです。ましてや気息奄奄の株に花を咲かせて喜んでいるなどというのは論外だと思っています。 「元気で又いい花を咲かせてね」と言って花を摘めば蘭は応えてくれるのではないでしょうか。花が咲いた時がゴールではなく、次の花を咲かせる大事なスタートと考えています。
【小型株第2位】 Paphinia herrerae 斉藤たみ子
【小型株第3位】 Pecteilis hawkesiana [sagarikii] 山田 茂
【小型株第4位】 Brassavola nodosa ‘Grand Lip’ 鈴木隆夫
【小型株第5位】 Brassocattleya Clear Stars 斉藤たみ子
【大型株第1位】 Cattleya jenmanii f. rubra ‘Deep Passion’ 海老原成雄
この個体は実生株で、親は fma. rubra ‘Corazon’BM/JOGA × ‘White Lip’です。 この株の初花が、2015年10月に7輪開花でしたので月例会に出品し、また翌年の2016年10月に10輪開花したので、月例会に出品しました。今年もまた15輪開花したので、月例会に出品したところ、人気投票で3年続けて1位を(初年に良個体賞)頂きました。大変親孝行な花かと思っています。 C.ジェンマニーは、原産国がヴェネズエラで海抜800~1200mに自生する大型系のカトレアです。栽培も容易ですし、日本での開花期も10月~1月と秋から初冬がミッドシーズンのようです。各種のらん展や展示会が開催されるシーズンですので、それらに出品できるチャンスも広がる種かと思われます。 今回も多くの方に投票を頂き、ありがとうございました。
【大型株第2位】 Cattleya perrinii ‘Mei’ 清水達夫
【大型株第3位】 Epidendrum vesicatum 斉藤たみ子
【大型株第3位・GC開花賞(G.C.10-12)・良個体賞】 Cattleya labiata f. coerulea × sib 冨澤 實
【大型株第5位】 Psychopsis Mariposa ‘Green Vally’ 山邊一枝
【大型株第5位】 Paphiopedilum (rothschildianum ‘Giant Wings’ × Michael Koopowitz ‘In-Cham’) 鈴木隆夫
【フレグランス賞】 Rhyncholaeliocattleya (Karbela Beauty × Erin Kobayashi) 中村好一
記録作成:唐木善孝 入賞花撮影:佐藤 攻