2018年3月人気投票の結果

小型株第1位

Bulbophyllum polliculosum　花房久枝　多くの方にご興味をもっていただきましてありがとうございます。小分けにされたものではなく厚い樹皮についた大株の状態であったことで皆様のお目に留まったのだと思います。
　この株は奥田園芸さんから購入したもので、奥田さん曰く「産地はタイ北部、クールではありませんが最低が12℃最高は30℃の範囲が理想的かと思います。 暑季では気温も30℃を超えますがランが自生しているような雑木林の中はやはり涼しく感じます」とのことです。バルボやデンドロは新種が次々と発見され導入されていますのでそれらとうまくお付き合いして楽しみたいと思っております。
（原種紹介でも掲載しています）

大型株第1位

Oncidium Eric Kuhn　清水達夫　この株（Peggy Richardson×Powotis）は昨年の軽井沢オーキッドショーの折に、国際園芸の社長から勧められどれにしようか迷っていると、「全部で○万円でどうですか。」と言われ思ったより安かったので、原種2株と交配種2株をまとめて購入しました。そのまま軽井沢の山上げの置き場に運び、寒くなる頃に温室に取り込むと花茎が伸びてきました。早めに支柱を立てましたが、思ったより花茎が長くなり、鉢が倒れてしまうので温室の天井より針金で花茎を吊って咲かせました。2花茎とも150cmになり枝を打ち150輪ほどの花をつけました。ドームの蘭展の前に満開となり個別審査に出品しましたが、その花が今月まで持ちました。今回は投票していただきありがとうございます。