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2018年12月人気投票の結果
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2018年12月人気投票の結果
2018年12月人気投票の結果 2018年12月16日 東医健保会館
小型株第1位
Cattleya walkeriana
‘Hiromi’ 佐藤 攻
この株は、2017年4月1日、会の旅行の折りワカヤマオーキッドから購入した実生株です。交配親はJoel de Silveira BM/JOGA × Joane’dArc SM/JOGAで、ワカヤマオーキッド和中氏の交配です。(交配番号WO-269)
ワルケリアナの栽培についてですが、5月の半ば過ぎ当地で遅霜の心配が無くなったころから日当たりのよい庭に棚を設けて50%遮光の日光によく当てるように心がけています。ワルケリアナはカトレヤの中でも特に光を好む性質があります。また、この頃の気候は強い光線と朝晩の温度差があるのがあるのが特徴です。ワルケリアナはこの自然条件を利用して新芽を成長させバルブを太らせるわけです。大事なのは光と温度と水と風それと肥料です。使用している肥料は、窒素分の多い「おまかせ」、緩効性肥料の「モルコート」、それと薄めた液肥です。
梅雨時の雨は農作物にとってはまさに慈雨ですが、ワルケリアナにとっても恵みの雨となり、積極的に当てるようにしています。長雨が続いて鉢の中が水浸しになっても、不思議と根腐れは起こさないようです。梅雨が明けて盛夏ともなれば、朝夕2度の水やりは欠かせませんし、日中も葉水をやり葉焼けを防ぐようにしています。夏の終わりから秋口にかけてバルブはしっかりと太り、成長も最終段階を迎えますので株の状態を見ながら水やりを行います。
ワルケリアナは短日性植物ですから日の傾きに敏感に反応します。秋口になると花芽準備のスイッチが入る株もあります。10月頃になると出来上がったバルブの株元から芽が動き出す株もありますので肥料はやりません。外の棚栽培から温室に収めるのもこの頃です。
芽が動き出してから開花するまでの間が栽培者にとって一番の楽しみかもしれません。宝くじを買うようなものだという人もいますし、温室に出入りする回数も自然と多くなります。実生株栽培の楽しみとはこのプロセスを愛情もって努力することかもしれません。
小型株第2位
Cattleya walkeriana
f.
flamea
‘Tokutsu’ (MC)
佐藤 攻
小型株第3位
Scuticaria hadwenii
花房久枝
小型株第3位
Cattleya walkeriana
‘Tokyo No.1’
清水達夫
小型株第3位 良個体賞
Paphiopedilum
Giant Knight ‘Super Perfect’
清水達夫
小型株第6位
Cycnodes
Taiwan Orange ‘MU-Red’
上野幹雄
大型株第1位
Mormodia
painted Desert SVO HCC/AOS×
Catasetum
Susan Fuchs Burgundy Chips FCC/AO 小野 やよい
体調不良の為、約1年お休みしましたが、思いがけなく大型株1位を頂き蘭と皆様に励まして頂いたものと感謝致しております。
数年前から
Mormodes
、
Catasetum
、原種、交配種に限らず虜になり集めた株の一つです。
栽培方法は特に気を使う事は無いです。5月頃から50%の遮光ネットの下で肥料は置肥(マグアンプを茶袋に入れ鉢の周り2~3カ所に置く)、週に一度液体肥料(ガビオタ2000倍液)を散布します。夏の水やりはたっぷり(雨水に当てるとハダニが付きにくいとお聞きしてます)やります。9月下旬~10月上旬頃温室に入れますが、同時に水切りします。花芽が出たら水やりを再開します。(自己流ですので参考にならないかもしれません)
今回の反省点は、花芽が伸び出した頃から株の見栄えを考えて支柱立てをする事に気づきました。
皆様のお目に留めて頂き有難うございました。
大型株第2位
Vanda tricolor
斉藤たみ子
大型株第3位
Cycnoches chlorochilon
[
ventricosum
var.
chlorochilon
]
小澤正直
大型株第4位
Paphiopedilum
Faire-Maud’Sumida’
清水達夫
大型株第5位
Brassanthe
Maikai ‘Mayumi’
鈴木隆夫
GC開花賞
Cattleya trianae
f.
splash
(G.C.12-06)
冨澤 實
フレグランス賞
Cattleya jenmanii
f.
coerulea
‘St. George’ (OG)
海老原成雄
記録作成:唐木善孝 撮影:古城鶴也
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