2021年12月人気投票の結果

小型株第1位

Cattleya walkeriana tipo ‘Pegasus No.3’ AM/ACWJ　佐藤　攻　この株は入手してから二年未満と日にちも浅いし書くべきことはあまりないので入手の経緯などでお許しいただきたい。walkeriana tipo ‘Pegasus No.3’という株はサトックスジャパン佐藤悦朗氏の交配で交配番号ST-248 Cinquentenario×Rotundaである。残念ながら佐藤悦朗氏は2020年12月にお亡くなりになってしまわれたが、同年秋に株分けしていただいたものである。その後2021年4月に開花をみたので2021年5月ACWJ例会に出品し、AM/ACWJ 82pをいただき点数更新を得た。Cinquentenarioを交配親に使った株からは比較的良い花が多数咲いている。我が温室でも幾つか良い花が咲きだしている。
　投票していただき感謝いたします。ありがとうございました。

大型株第1位

Cattleya Kawabe Katsuko ‘Hiuchi’　佐藤　攻　この株は3年前山梨のSラン園にて求めたものである。C. perriniiにしては少しリップが違う感じかな、とラベルを見たら交配種だった。それが珍しいこの株との出会いであった。
　Cattleya Kawabe Katsukoの詳細を探してみるとCattleya perrinii×Cattleya tenebrosa 2009年登録と分かる。この花の良いところは白と赤の発色の良さだろうか。白といっても色々あるがこの花は日にかざすとキラキラ輝くばかりの純白であり、リップの赤と一対の鮮烈なコントラストが実に美しい。今後は2花径3花茎を目指して作ってみたい。ご投票ありがとうございました。

大型株第1位

Calanthe Rozel ‘Red Pegasus’　小野やよい　この度の例会で出品しましたCalanthe Rozel ‘Red Pegasus’は、Calanthe（Grouville×Saint Aubin）が親になります。
　カランセ ロゼル レッドベガサスにお目をとめて頂き大変うれしく思います。カランセを購入したのは初めてで何も判らない状態ですが、購入した業者さんにお尋ねしましたら、エビネ属で東南アジアやインド・アフリカに広く分布していて、落葉性と常緑性があり日本のエビネは、常緑性にあたります。この度の株をここまで大きく成長させるのはなかなか大変ですが、花命も長く展示会に最適のようです。何も判らず購入しましたが、お薦めくださった業者さんに感謝です。
初めてのカランセ、枯らさない様に大切に育てたいと思います。

大型株第1位

Cattleya trianae f. sprash (‘Edger Night’×’Allotti’)　坪井良二　この株は2012年6月のGC株です。岡田蘭園殿の株でトリアーネのシブリング、スプラッシュ花です。この親は、両親ともスプラッシュ（’Edger Night’×’Allottei’）です。この頃、多くの蘭園が人気のトリアーネのスプラッシュ花を交配していたと思います。ご多分に洩れず、私も欲しくなり買い求めたと思います。古い蘭のバルブに咲いた跡があり、以前も咲いていたと思われます。その時は、一輪だけだったり、初花で大きくなかったとかで記憶にありません。今年は、花も大きくスプラッシュも綺麗で、大満足です。兄弟株も見ましたが、私の株が大当たり株だったと思います。来年も良い花を咲かせるよう育てたいと思います。
　投票いただきましてありがとうございました。