2023年4月人気投票の結果

小型株第1位

Cattleya intermedia f. concolor　佐藤　攻　この株は2015年ころ国際園芸にて未開花の苗として求めた株です。ラベルを見ると交配親は C. intermedia f. concolor × C. intermedia f. concolor ‘Sander’ となっています。順調に成長して過去３度ほど開花しました。今年はじめて分岐し、2花茎7輪のピンクの花を付けました。また、ピンクのインターメディアは珍しいので皆様の注目を集めたのかもしれません。多くの方々に投票していただいてありがとうございました。

大型株第1位・栽培賞

Dendrobium anosmum ‘Pink No.2’　冨澤　實　この株はかなり古い株で、岡山の当時のフジナーセリーさんに進められた株です。出品した株のラベルを確認したところ2017年4月に高芽から採り分けて育てた株でした。現在、栽培に利用している貸温室の環境に合っているのか、バルブが気持ちよく育ちます。2本のバルブの片方は120㎝にもなっていました。私の栽培は、あまり変わったことをしているわけではなく、基本どおりに新芽が動き始めてから、有機肥料（グリーンキング）を茶漉し袋に入れた状態で、置き肥として施しています。成長期間は、毎週1回たっぷりの水遣りを行った後に液肥（ガビオタとトップドレッシングの混合）をやっています。一昨年から秋口に止め葉が確認できたころに骨粉、バッドグアノを粉の状態でスプーンを使って直接、植え込み材料の上に施しています。骨粉、バッドグアノを使うようにしたことが、着花が良くなったことに効いているかも知れません。
　多くに皆様に投票していただき、ありがとうございました。