Japan Amateurs Orchids Society

2023年12月人気投票の結果

2023年12月人気投票の結果 2023年12月17日 東医健保会館
小型株第1位 - Cattleya walkeriana f. coerulea 佐藤 攻

小型株第1位

Cattleya walkeriana f. coerulea 佐藤 攻 はっきりした日付の記録はないが10年近く前サトックスジャパンから購入したシブリング株である。親はtipo Cinquentenario×tipo Satox Super(交配番号ST208)である。
一作開花ほどの良好な株であったがバルブはできるもののなかなか花を見ることはかなわなかった。環境を変えれば咲くかもとワルケ好きなラン友に分け株の栽培をお願いしたがバルブはできるも花は咲かないとのこと。陽気が良くなった2023年5月「今年咲かなかったらゴミ箱にすてるよ」と。そんな気持ちと呪文をかけて植え替えをしたのであった。その脅しに近い願いが通じたのか開花をみたのであった。
 例会場で多くの方々から嬉しい声をかけていただいたことに感謝します。10年目の開花もこういう結びならお世話するのもまた楽しいような気もするが?また、多くの株の中から目を止め、投票していただいてありがとうございました。
小型株第1位・栽培賞 - Bulbophyllum lilacinum 'K-1' 冨澤 實

小型株第1位・栽培賞

Bulbophyllum lilacinum ‘K-1’ 冨澤 實 この株は、2020年9月に頒布されたグロワーズコンテストの株です。プラスチック鉢にバーク植えの株でしたが、一度一回り大きな鉢に植え替えて、昨年の2年経過時点でのグロワーズコンテストで1位になりました。その後、生育旺盛でこの暑い夏も弱ることなく鉢からはみ出した状態になったので、径24㎝の浅い擂り鉢状のプラ鉢に植え替えています。コンポストは粗目のバークのみを使用しています。この種は根が比較的短いので、これだけの大きな鉢になると底までバークは必要としないと思い、発砲スチロールで底上げをしています。花は、花径が5㎜程の小さな花が密に房状に咲きますが、花が先端まで咲き揃うと数日で房の元から萎れてきます。この度は、出品した時点で18花茎の花が上がり、ほぼ全花茎が先端まで花が咲き揃った一番良い状態で出品できたことはラッキーでした。
 多くに皆様に投票していただきありがとうございました。
小型株第3位 - Masdevallia sotoana 武井直義

小型株第3位

Masdevallia sotoana
武井直義
小型株第4位 - Cattleya walkeriana 	 'Mana Ley Angel' 石垣 寛

小型株第4位

Cattleya walkeriana ‘Mana Ley Angel’
石垣 寛
小型株第5位・栽培賞 - Ceratostylis philippinensis 渡辺きよ子

小型株第5位・栽培賞

Ceratostylis philippinensis
渡辺きよ子
小型株第6位 - Paphiopedilum bellatulum f. album 'Cyhme' 秋山永俊

小型株第6位

Paphiopedilum bellatulum f. album ‘Cyhme’
秋山永俊
小型株第7位 - Rodriguezia venusta 武井直義

小型株第7位

Rodriguezia venusta
武井直義
小型株第7位 - Thecopus maingayi 'Mita' 櫻井 一

小型株第7位

Thecopus maingayi ‘Mita’
櫻井 一
小型株第9位 - Glomera hamadryas 清水達夫

小型株第9位

Glomera hamadryas
清水達夫
大型株第1位・良個体賞 - Vanda coerulea f. alba 髙﨑富雄

大型株第1位・良個体賞

Vanda coerulea f. alba 髙﨑富雄 投票ありがとうございます。
 この株は2021年9月にヤフオク(タイ・ハナジマオーキッド出品・開花実績株)で購入したものです。1年前にもアルバを購入したことがあるのですが、一度開花を見た後、翌年に原因不明の病気で枯らしてしまいました。アルバ系は病気に弱いと言われており、今回は前回の轍を踏まないように少し工夫を凝らして栽培してみました。一般的な根をむき出しにし、垂れ下げて栽培するのではなく、根を木製のバスケット内に収め、隙間にコンポストとして木炭片を詰め込み、根が木炭片やバスケットに張り付いて活着しやすいようにしました。春から秋にかけては風通しの良い外に出して栽培、水やりは毎日根が緑色になるまで、肥料は液肥を1週間おきに根回り中心に散布、病気対策としては定期的(2週間)に殺菌剤・ダニコールを散布しました。翌年の晩秋に1花茎8輪、着花してくれました。今年はさらに株も成長したこともあり、2花茎21輪の開花で見栄えするものになりました。
 バンダ・セルレアを見初めたころ、色目は品種名の如くブルー色とばかりと思っていたのですが、フォルマとしてピンク、デリカ―タ、アルバやヒマラヤ産の筋目のない薄いブルーなどがあること知りました。実際に栽培してみるといろいろな発見があるものです。どのような品種一つとっても奥の深さを感じた次第です。
大型株第2位 - Cattleya trianae 'Nana' 佐藤 攻

大型株第2位

Cattleya trianae ‘Nana’
佐藤 攻
大型株第3位 - Paphiopedilum Amarillo Star 清水達夫

大型株第3位

Paphiopedilum Amarillo Star
清水達夫
大型株第3位 - Bulbophyllum macrobulbum 櫻井 一

大型株第3位

Bulbophyllum macrobulbum
櫻井 一
大型株第3位・栽培賞 - Dendrobium fairchildiae 高橋洋三

大型株第3位・栽培賞

Dendrobium fairchildiae
高橋洋三
大型株第3位 - Cattleya maxima f. coerulea 小野やよい

大型株第3位

Cattleya maxima f. coerulea
小野やよい
フレグランス賞 - Cattleya walkeriana sib. 髙﨑富雄

フレグランス賞

Cattleya walkeriana sib.
髙﨑富雄
GC開花賞 - Paphiopedilum villosum expansum 'A' x villosum aureum 'Gold Finch' AM/AOS (G.C. 14-06) 唐木善孝

GC開花賞

Paphiopedilum villosum expansum ‘A’ x villosum aureum ‘Gold Finch’ AM/AOS (G.C. 14-06)
唐木善孝
記録作成:唐木善孝 入賞花撮影:古城鶴也
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