出品花ズームテスト

小型株第1位

Cycnoches pentadactylon　唐木善孝 　この株は、ベラビスタの三林さんから事前予約のメールが届き、リストの中で知らない属種名をウェッブにコペピしながら見ていて、面白そうな花容にひかれたカタセタム２株とシクノチェス２株の一つです。昨年の蘭友会らん展会場で受け取った時は、親指大のタケノコにカラカラの根っこが数本ついている裸ん坊でした。すぐに植えたりせず、新芽が見えたら植え付けるようにとのこと。階段の踊り場にそのまま放置してました。
通りがかりに時々確認すると新芽が見えたので、小さなプラ鉢に水苔で植えました。真夏、屋上の遮光したネットの下でたっぷり潅水したらグングン成長してくれました。開花する前の蕾の姿も変わっています。お煎餅みたいに扁平した姿も一見の価値があると思います。気に入ってくれてありがとうございました。

大型株第1位

Laelia weberbaueriana　斉藤たみ子 　この株は2012年頃、東京ドームらん展で購入したものですが、おそらく聞いたことのない種名に魅かれたのだと思います。栽培は日照良く高温で育てています。バルブに新芽が2芽つくのですが必ず成長するとは限らず難しいと感じています。2015年4花茎の花が咲き全蘭さんのサンシャインらん展に出品し愛好家クラスの最優秀賞をいただきました。今回は3花茎咲き5本の新芽にはそれぞれ花茎の可能性を確認できるのでバルブをしっかりと太く作り5本の花を咲かせてみたいと思っています。
一位に選んでいただき幸先の良い新年を迎えることができました。ありがとうございました。