現在、Kewにより72種が認定されています。メキシコから中米、南米、カリブ諸島に分布しています。花はバルブの付け根から出た花茎が下に垂れ総状に咲きます。着生ランです。
Gongora cassidea (ゴンゴラ カシデア)Rchb.f. 1864
メキシコから中米のコスタリカにかけ分布していて、標高1,800mまでの樹木や岩に着生しています。花は秋に開花して肉厚で香りがあります。
Gongora galeata (ゴンゴラ ガレアタ)(Lindley) Rchb. f. 1854
メキシコの固有種です。プエブラ、ベラクルス、オアハカ、チアパス州の標高600~1,800mの樹木に着生しています。葉は年間を通じて落葉せず、花は夏から秋にかけて開花します。強健種で育てやすいです。
Gongora galeottiana (ゴンゴラ ガレオティアナ)A.Rich. 1845
メキシコの固有種です。ナヤリ、ハリスコ、ミチョアカン、ゲレロ、オアハカの各州の太平洋側、標高1,200~1,700mのスロープの樹木に着生しています。花は冬から春にかけて開花します。
リップは光沢のある黄色で、セパル・ペタルは黄色の下地に茶褐色の斑点が並んでいて人目を惹きます。
Gongora truncata (ゴンゴラ トゥルンカタ)Lindley 1843
メキシコ南部からベリーゼ、グアテマラの標高180~850mに自生します。
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