表紙の花を紹介しますが、今月も新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防のため、5月例会開催は見送りとなりました。そのため、担当佐藤の温室で咲いている花Bulbophyllum pectinatumを取り上げます。この株は2019年東京ドームらん展で国内の蘭屋さんから入手しました。寒冷紗を数枚重ねたものに水苔を敷いてワイヤーで固定してあります。初花は、19年7月。2年目の今年は2花径上がってきたが1輪はシケてしまった。3枚目の写真の赤い部分がそれです。
自生地は、インド シッキム地方から中国 雲南にかけて、1000m~2500mほどの比較的高地に生息している着生種。
花はご覧のように、思いのほか大きくて、シンメトリーであり、日に当たるとキラキラと輝きを増す美しく魅力的な品種です。
栽培について 入手してから日にちが浅いので正直よく判らないが、他のバルボと同じように空中湿度を高めて毎日の水遣りを日課としている。
2020年5月22日 栽培・撮影・記:佐藤 攻