Cattleya mantiqueiraeはブラジル南東部サンパウロ州とミナスジェライス州に分布するミニチュアサイズのカトレヤである。自生地はおよそ1200m~1800mの比較的高地にあり、冷涼な環境のようだ。
この株はコロナ感染拡大が迫る2020年、東京ドームらん展時に国内の蘭園から求めたものである。このタイプの花は、夏場暑がるのが多いので欲しくても手控えていたが山あげ場を確保したので思い切って購入。2号鉢に水苔で管理しており7月から9月下旬までは軽井沢に山あげしている。
山あげの効果は不明であるが、12月上旬に小さな蕾を2つ発見してから、順調に生育して30日に開花を見た。2輪着花してそれぞれの大きさは、3.5cmと3.2cmであった。
さてこれからの管理をどうするか?凡人の悩みは尽きない。
栽培・記・撮影:佐藤 攻