2022年8月原種紹介

Epidendrum moronense Dodson & Hágsater 1989

　今月の花は武井直義氏出品のEpidendrum moronenseを選んでみました。エピデンドラム属はメキシコ以南から南米各地に至るまで、また低地性から高地性まで多くの種が生息している大きな属です。Epidendrum moronenseの自生地はエクアドル西部地域にあり太平洋から湿った空気があたるおよそ海抜1000mの湿潤な山岳地帯の樹木に着生しています。栽培者の武井氏に伺ったところクール温室にて栽培しているとのこと。

栽培者からのコメント
　2020年9月に北軽ガーデンで、購入しました。
花は咲いていませんでしたが、株を見てなんとなくおもしろそうだったので。
エクアドル原産。株は下垂性で、夏から秋咲きです。
標高700から1,400mの湿潤な森に自生しているということなので、空中湿度を保ち、夏は涼しくやや明るめのところに吊り下げています。
掲載の写真上二枚は武井直義氏からお借りしました。
2022年8月21日 サンシャインシティ会議室にて

栽培・コメント・写真提供：武井直義　撮影・記：佐藤　攻

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