アッと蘭だム!はこちら
平成21年5月


【小型株第1位】
Cattleya schilleriana × sib. 佐藤 攻

 この株は友人から譲り受けたもので、外国の実生とのことですが親の個体名などは不明です。初花時は3輪花が付いたと聞きましたが、今回2度目の開花では良く展開する5輪の花をつけてくれました。ブラジル産二枚葉カトレアであるschillerianaは春から初夏にかけて開花し、2輪から5輪ほどの花を付けます。普通種のほかcoerulea, semialba などが知られていて、花には香りがあります。花が終わるとしばらく休眠しますが、程なく根が活発に動き始めます。この頃から固形肥料を与えて肥培に努め、梅雨どきの雨にも当てるようにします。9月下旬ころに温室に取り込みます。11月中旬ころから芽が動き出しますので開花に至るまでの間、水を切らさないように気をつけて栽培します。
 今回はご投票いただきましてありがとうございました。

【小型株】        

【第2位・栽培賞】
小貝妙子
Pleurothallis grobyi
第3位
山田都奈子
Den. trigonopus

第4位
清水達夫
Paph. micranthum

第4位
山田 茂
C. nobilior v. amaliae
第6位
上野幹雄
Paph. vietnamense ×delenatii 'Tagara Ruby'
第6位 
津留義道
Bulb. lobbii 'Kathy's Gold'
第8位
清水達夫
Pleurothallis perijaensis
第8位
坪井賢三
Paph. emersonii
   


【大型株第1位・栽培賞】
Cattleya intermedia f. flamea 斉藤たみ子

 このintermediaはブラジルに単身赴任中のコレクターの方が日本においてある株を処分のため‘97年の冬、株市に出され売れ残りのintermedia を10株ほど購入したものの一株です。RICSEL ORQUIDEAS のラベルが入っています。‘98年2月に植え替え、2年毎植え替えを繰り返して大きな株に仕上がってきました。’08年5月の例会では大型株8位入賞と努力賞を頂きました。花茎は6,7花茎、約20輪であったと思います。その時の展示カードにはC. intermedia f. multiformeと記入しましたが品種名がmultiformeであるか疑問でした。今月の例会でintermediaに詳しいアルファオーキッドの原さんに花を見てもらい品種名はflameaであると教えていただきました。
  夏の置き場は南西の30%遮光下のテーブルに置き、11月終わりに無加温の日当たりのよい二階の出窓に移します。冬、水は多めに与えカラカラにすることはありません。最低気温は5度から7度くらいです。3月になり日差しも暖かくなったらベランダに出して直射日光に当てます。夜は最低気温を見ながら出したり入れたりです。今年はよく咲いてくれました。一花茎2輪から7輪と差はありますが12花茎47輪でした。
ありがとうございました。

【大型株】        
第2位 
島崎純一
Gongora quinquenervis 'Obisto' AM/AOS
第3位・良個体賞 
島崎純一
Ctsm. Takatsu 'Shima'
第4位 
鈴木隆夫
Bulb. graveolens 'Mont Millais'
第5位・栽培賞 
小林 晃
Cryptochilus sanguineus
第5位 
佐藤正信
V. denisoniana × sib.

 

良個体賞 
峯田美智子
Rhyncholaelia digbyana 'Pine Cottage'

フレグランス賞  
宮本富貴子
Den. moniliforme
     


ページトップへ

過去の人気投票の結果はこちら

トップページへ