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平成21年9月


【小型株第1位・栽培賞】
Mediocalcar versteegii 渡辺きよ子

 Mediocalcar versteegii は昨年の10月例会に持っていった時に、小型株1位を頂き、蘭友会ニュース11月号にコメントと栽培方法が載っておりました。
 versteegii かdecoratum だったか忘れておりましたが、ニュースを見かえして気付きました。5号素焼き鉢から7号平鉢に植え替えてはありますが、同じ株で去年、今年と2度も小型株1位を頂いてしまったことは申し訳なく、賞は辞退すべきでした。
同じ出品株で毎年続けて賞をいただくことが良いのか、これからの課題の一つとして、皆さんで検討する必要があるのではないかと思いますが、如何でしょうか?

【小型株】        

第2位
小林 晃
Onc pusillum
第3位
峯田美智子
Paph.wenshanense

第3位
小野やよい
Barbosella dusenii

第5位
小林 晃
Hab.medusa (myriotricha)
第6位
山田 茂
Christensonia vietnamica
       
第6位 
渡辺きよ子
Mediocalcar decoratum
       


【大型株第1位・努力賞】
Mkra Madame Dannee中村好一

 今月、入賞した株はMokara Madame Danneeといい、Mokaraが属名(略号:Mkra) Madame Danneeが品種名となります。この株はArachnis × Ascocentrum × Vandaの交配によるものです。黄色の花色や形はArachnis breviscapaに似ており、大きな姿や葉の形はVandaに似ています。さらに、この株の葉の周辺は薄黄色で覆輪といわれる斑があるのが特徴で、花茎にも斑がみられましたが、花には斑が現れていませんでした。栽培は湿度が多くなるように、肥料は薄い液肥を与えていました。単茎類は子株が出にくいといわれていますが、下部から一芽出てきています。今後、親株とこの新芽株にも同時に花芽が付けばと思っています。
会場で沢山の質問をいただきましたが、多かったのがこの株の高さが2mを超えるものなので、運搬はどうしたのかに集中していました。運搬はライトバンに株を横に寝かせて、花が痛まないように工夫を凝らしました。投票してくださいました皆様、有難う御座いました。

【大型株】        
第2位 
山田 茂
C. labiata sib
第3位 
坪井良二
C. labiata sib
第4位
山谷 渉
Dor.pulcherrima alba f. aquinii
第4位 
柏渕保男
C. labiata‘October Fantasy’בDaniela’
第6位
清水達夫
Plectrelminthus caudatus

第6位 
鈴木隆夫
C. violacea‘Icabaru’
第6位
海老原成雄
C. labiata f.rubra rubra×sib.
第6位
海老原成雄
C. labiata f.coerulea
'Azulao'×'P.H.S'
珍花賞
石河利之
Diodonopsis Erinacea
フレグランス賞
若林田津子
Darwinara Charm‘Blue Moon’

 

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