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平成22年4月 |
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【第1位・栽培賞】
Den. thyrsiflorum 本橋由次
この度はご選出を頂きまして誠に有り難うございます。この2年間は、殆どどこの例会にも参加出品をしていませんでしたので、2年ぶりの出来事に少々照れ気味です(笑)
また、7〜8年前には、当例会に沢山の大株を咲かせて出品させて頂いたのですが、その際に小物好き(?)の西村さんから冗談ぽく『んなド・でかいもんばかり沢山持って来おって邪魔くさい!』と一喝されていましたので、久しぶりにまた西村さんの渋い顔が見られると期待していたのですが、チト残念でした(笑)
栽培につきましては、例会中に10数名の方達から詳しい栽培方法を教えて欲しい旨の質問がありましたので、ここで再度、解説をさせて頂こうと思ったのですが、残念ながら紙面の関係で無理ですので、また別の機会があればと云うことにさせて頂きます。
Den. thyrsiflorum この品種は、私の所有するこの大株でも新芽の発生は、毎年せいぜい6〜7本程度ですので、春に咲く花茎数も毎年6〜9本程度になってしまい、あまり見栄えがしません。そこで、私は毎年開花させずに、1〜2年おきに咲かせる事を考えました。と言いますのも、8年程前に川崎洋蘭クラブの成田さんの紹介により、ベトナムオーキッドの葛城さんから100バルブを超すDen.
densiflorumの超大株を入手したのですが、その株を良く見ると花の咲いた後が殆どありませんでした。そこでもしやと思い、2〜3月の一ヶ月間低温乾燥=(最低8℃の温室でほとんど灌水をしない事)させ4月より温度を上げました所、予想通り5月の始めにポコポコと花芽が大発生!その数何と80数本に!!6月下旬の満開時には、花で株が殆ど見えない程の異様な光景になりました。推測ですが、これは山取りの株を、ベトナムの蘭業者が高温の低地で育てたために一年中株が育ち、また冬季が高温のために花芽が分化されずに株だけが大きくなったものと思われます。この経験から私は、デンドロのこの系統の品種は毎年咲かせずに、意図的に花芽を残して於いて、数年に一度ドッと開花させる事を楽しんでいます。
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第2位・努力賞
有馬一郎
C. (L.) jongheana |
第3位
上野幹雄
Paph. micranthum var. eburnum 'T−1' |
第4位
松井紀夫
Mexicoa ghiesbrechtiana |
第5位
鈴木隆夫
C.schilleriana 'Loko Maikai' |
第6位 清水達夫
Paph.lowii 'Exotic Dancer' FCC/AOS |
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第7位 冨澤 實
Den. Violet Yamagi 'Nalo'
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第8位 冨澤 實
C.mossiae f. semialba 'H&R' |
第9位 山邊一枝
Phrag. Eric Young |
第10位 渡辺きよ子
Den. caliculimentum |
第10位 冨澤 實
Den. Ueang Pheung |
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第10位 坪井賢三
Liparis lilifolia |
GC開花賞 香川義煕
Den. mohlianum× obtusisepalum |
フレグランス賞 鈴木隆夫
C.walkeriana f.alba |
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