アッと蘭だム!はこちら

平成27年4月19日

画像をクリックすると大きく表示されます。


【小型株第1位】
Calanthe Yutaka 中村好一

 今月の人気投票の小型株部門でCalanthe Yutakaへ多くの方々に投票していただき有難うございました。Calanthe(以下:エビネ)の栽培は増えた人から譲り受け1978年から始めています。その後、千葉県のエビネ展示会で大株作りの株をみて、どうしたらこのように大きくする事が出来るのだろうと考えました。そうだ自生地を調べてみようと房総半島のエビネ調査に暴走しました。その結果、半日陰で水分の多い、風通しの良い、南面の場所に自生している株が葉の艶が良く、葉と株の成長が良いように思われました。現在、栽培している株は春に植え替え、用土に緩効性肥料を混ぜ、茶袋にグリーンキング等を入れ鉢の上に載せています。大株にするには植え替えの時に株を割らずに鉢を大きくしていきます。水も多めに与えて半日陰に置き栽培しています。

【小型株】        

第2位
清水達夫
Masd. Fraseri ’Seattle Dream’ AM/AOS

第2位
小野やよい
Den. senile

第4位
小林 晃
Trichopilia marginata × suavis

第5位
鈴木隆夫
Den. canaliculatum

第6位
小野やよい
Den. dichaeoides × sib

     
第7位
冨澤 實
Phal. philippinensis
良個体賞
山田 茂
C.intermedia
     


【大型株第1位】
C. purpurata f. coerulea 小林斗南

 二度目の第一位入賞を賜り誠に有難うございました。このパープラタは、2013年6月15日に栃木県の笠原蘭園で購入した物です。
 購入時には、37バルブ有りましたが、約二年後には、63バルブに増えました。二年間で約1.7倍に増えた計算になります。2013年8月30日現在で新芽が13バルブ増え、翌年2014年9月30日現在で10バルブ増え、この冬の間に2バルブもやしの様なバルブが増えました。
今年の開花は、例年より一月以上早くに咲き出し大変吃驚しました。着花輪数は、34輪です。育成環境は、連休前後に温室外に搬出、一月ほど50%程遮光します。後は、直射日光下で秋まで育成します。
 蘭の栽培を始めた30年以上前に、大場蘭園先代の社長にカトレア類の栽培の秘訣を教わりました。


【大型株第1位・栽培賞】
Angulocaste Olympus ‘Sun Down’ 久保アイ

 5年程前に蘭友会に入会し、初めて1位に選出されびっくりしています。有難うございました。
この株は、8年程前に川崎洋蘭クラブの寄付株としてバックバルブ2個付を入手して、現在にいたります。
 株の管理としては、春に一度しっかり水をあげます。新芽が動き出したら、1000倍〜2000倍の液肥を月に3回、5〜6月には固形肥料と液肥を与えました。
 夏は鉢を風通しの良い所に移し、50%の遮光をしました。10〜12月はリン酸カリ分の多い液肥2000倍を月4回与えました。1月〜3月は晴れた日の午前中は出来るだけ日光に当てます。夜の温度は10度を目安に管理しました(5度くらいまではOK)。夜の温度が15度以上になると、株を弱らせるようです。

【大型株】        

第3位・栽培賞
小澤正直
Gur. × guatemalensis

第4位
佐藤 攻
C. maxima f. coerulea

第5位
斉藤たみ子
Den. nobile ‘Dew Drop’

第6位
小澤正直
C. mossiae ‘Kenny’
第6位
斉藤たみ子
Den. nobile f. carnea
   
第6位
坪井良二
Den. faciferum
GC開花賞
唐木善孝
Den. farmeri × sib
フレグランス賞
武藤江里子
Calanthe izu-insularis
   
 

記録作成:唐木善孝 監修:池上俊彦 入賞花撮影:佐藤 攻


ページトップへ

過去の人気投票の結果はこちら

トップページへ