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平成27年10月18日

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【小型株第1位】
V. vietnamica  菅谷信行

 この株は、春の蘭園めぐりで寄った仙台洋らん園から購入したものです。数年前から貸し温室を利用して十分な湿度を保てるようになり、以前は避けていたバンダにも挑戦しています。ベトナミカの名前の通りベトナムの固有種で、以前はクリステンソニアに分類されていました。
  一属一種の属名も、分類法の進歩とともに消えてしまったようです。温室の明るい場所につるし、水をたっぷりやるようにしたら、花芽をたくさん付けてくれました。この株を選んでくださった皆様、ありがとうございました。

【小型株】        

第2位
里見武士
C. cernua

第3位
清水達夫
Stenoglottis Venus ‘Jamboree’ HCC/AOS

第4位
佐藤 攻
Bulb. annandalei

第5位
佐藤 攻
Angraecum ramosum

第5位
渡辺きよ子
Plectrelminthus caudatus

       
第5位
中村好一
Ionmesa Popcorn
       


【大型株第1位】
C. jenmanii f. rubra ‘Corazon’ × ‘W.Lip’ 海老原成雄

 C. jenmaniiは、ベネズエラが原産国で、海抜800〜1200mのジャングルに自生する大型系カトレアで、その美しさは「ベネズエラの女王」とも呼ばれるようです。しかしわが国では、大型原種カトレア・一枚系(ラビアタ系)ではまだマイナーで、近年やっと認知されてきたように思われます。
 日本での開花期は11月〜12月と、秋の終わりから初冬にかけてがミッドシーズンです。色彩的にはチポを初めとする、ルブラ、アルバ、スプラシュ、セミアルバ、セルレアとバリエーションは豊富です。
 栽培は容易で、比較的小株でも開花し、実生株でも丈夫で育てやすく、開花期も長いようです。
この株は実生株で、親はfma. rubra 'Crazon'BM/JOGA × 'White Lip' で、数年前に東京ドームで数株入手しました。この兄弟株からは、入賞株等(メダル審査)良個体が多く、また色々なバリエーションの花が輩出されている情報もあり期待していました。
 今回の花は期待にたがわず、良形で花付きも良く、また色合の濃い花が咲いてくれました。併せて良個体賞も頂くことができました。
多くの方に投票をいただき、ありがとうございました。

【大型株】        

第2位
清水達夫
Prosthechea vitellina

第3位
佐藤 攻
C. tenuis

第3位
小澤正直
Gur. bowringiana f. coerulea
第5位
清水達夫
C. maxima ‘Gigi 4N’
第5位
佐藤 攻
C. labiata f. rubra ‘Feitigo’
 
第7位
斉藤たみ子
Hab. medusa
良個体賞
斉藤たみ子
Psychopsis Kalihi
GC開花賞GC10-12A
冨澤 實
C.labiata f. coerulea × sib
フレグランス賞
上田順子
C. labiata ‘October Fantasy’ × self
 
 

記録作成:唐木善孝 入賞花撮影・HP作成:佐藤 攻


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