2019年2月人気投票の結果

小型株第1位

Pinalia obesa　唐木善孝　この株は、2015年8月に会員の永井清さんから頂戴しました。永井さんとは、世界らん展日本大賞を２度も獲得しているあの永井さんです！
　我が家に来たら相性が良かったのでしょうか？翌年には16の花茎に多数の花がつきました。３月の昭和記念公園での全蘭さんとの合同例会に出品したら、斉藤全蘭会長のお目に止まり、会長賞を頂きました。
　昨年も良く咲いたので、2月の沖縄国際洋蘭博覧会に送りました。そして今年はさらに輪数が増え、例会に持参した次第です。例会の3日後には、東京ドームの個別にも出品できました。
　栽培はいたって簡単、丈夫です。花が終わる頃に新芽が見え始め、日光と肥料でバルブを太らせます。秋になると葉が落ちて暫くすると花芽が見え始めます。
　毎年、その繰り返しです。選んでくださって、ありがとうございました。
　世界らん展の個別部門の「その他の属・小型」で、なんとトロフィー賞を受賞しました！なんて孝行な株なんでしょう。これからも大切に育てます。

大型株第1位

Clowesetum Raymond Lerner ‘Bradley’s Beauty’ AM/AOS　花房久枝　2015年12月の例会に続き1位に選んでいただきまして、ありがとうございます。
　Raymond LernerはClowesia属では大輪花を咲かせるrussellianaと、同じく大輪花であるCatasetum属のpileatumとの属間交配で、クロウェシア属の長所とカタセタム属の長所が良く出ている品種です。今回出品しました‘Bradley’s Beauty’という個体は、咲き始めは薄グリーンで一番下の花が開花する頃にはきれいに色が抜けて清楚さを感じます。また花が大きく輪数が多いためつぼみ時に自重でステムが垂れ下がりますので無理に支柱を立てずに自然に開花させると雄大さが加わり見映えが大変良いものになります。Ctsm. pileatumやその交配種、Fdk. After Darkでも同様に自重での自然開花のほうが見映えが良いですのでご興味のある方がいらっしゃいましたら是非お試しください。